初めてのMac ! Macintosh SE

SE
初めてのアップル製品はMacintosh SE、今から20数年前に購入したモノクロディスプレイ一体型のかわいいパソコンでした。その前にはNECのPC98で一太郎や花子を使って企画書みたいなものを無理やり作っていたのを思い出します。PC98では5インチのフロッピーディスクをドライブに入れながらプログラムやデータを保存していました。
 
当時、大学を卒業して印刷会社に入ったのですが、まだデザインでMacといわれるまでには数年早く、なぜかMacは医者や弁護士の使う高級な道具でした。SEは当時50〜60万円したと思いますが、ローンを組んで買ったのを覚えています。その後、会社でまだまだ実務での使用に耐えないMacintosh IIとLaserWriter、QMSのカラーのポストスクリプトプリンターが導入され、いわゆるDTPと呼ばれる業務でMacが使われだしました。
 
その頃Macはキャノンが販売代理店をしていて直営店舗の「ゼロワンショップ」でMac販売していて、ディスプレイされているMacをよく触りに行きました。今では考えられませんがMacPaintやExcelを3.5インチのフロッピーディスクにコピーさせてもらったりしましたね。当時Excelのバージョンが1.0とかでしたけど、すごく使いやすかったのを覚えています。
 
当時のMacinsoth SEの仕様は
 
CPU: Motorola MC68000
CPU Speed: 8 MHz
Bus Speed: 8 MHz
Data Path: 16 bit
ROM: 256 kB
RAM Type: 30 pin SIMM
Minimum RAM Speed: 150 ns
Onboard RAM: 0 MB
RAM Slots: 4
Maximum RAM: 4 MB
Monitor: 9″ built-in
Maximum Resolution: 1 bit 512×342
Slots: 1 SE PDS
Floppy Drive: 1 or 2 800 kB 3.25″
Hard Disk: optional 40 MB
ADB: 2
Serial: 2
SCSI: DB-25
Minimum OS: System 3.0/Finder 5.1
Maximum OS: 7.5.5
 
今からは想像できないようなスペックですが、PC98に比べても当時では斬新なマシンでした。

執 筆:リンゴバックス